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オブジェクトのソート
JavaScript にはオブジェクトをソートするための便利な関数が用意されています。この記事では、オブジェクトのソート方法について、具体的な例を使って解説します。
ソートとは、リスト、配列、またはオブジェクト内の要素を並び替えることを指します。オブジェクトをソートすると、プロパティ(key)や値(value)を使って並び替えを行うことができます。
オブジェクトをソートする方法の 1 つに JavaScript の関数 sort() があります。 sort() 関数は、Array.prototype オブジェクトから継承されるメソッドです。これを使えば、オブジェクトを並び替えることができます。
sort() 関数は、渡された引数(配列)をソートします。引数には、キーや値を渡すことも可能です。ただし、値には数値などのデータ型を指定する必要があります。 例えば、次のようなオブジェクトをソートしましょう。
const fruits = { apple: 2, lemon: 3, banana: 1 };
このオブジェクトをソートするには、次のように sort() 関数を使用します。
// キーでソート
const sortedFruitsByKey = Object.keys(fruits).sort((a, b) => a - b);
// 値でソート
const sortedFruitsByValue = Object.values(fruits).sort((a, b) => a - b);
sort()関数は、2 つの引数を受け取り、その間で比較します。 上記の例では、キーには数値を指定しているため、引数 a - b の結果をキーまたは値としてソートの並び替えのベースとして使用しています。また、sort()関数は逆順にソート可能です。このときは、b - a とします。 以上で、オブジェクトのソートについて解説が終わりました。
オブジェクトをソートする場合は、sort()関数を使うと便利です。キー、または値を指定して、オブジェクトをソート可能です。